KEC (ケイイーシー、代表取締役 パク・ナムギュ、代表取締役 キム・ハクナム)が4月6日、グローバル最大の電子部品および、ITソリューション流通社であるArrow Asia Pacific(以下「アローアジア」という)と流通契約を締結したと明らかにした。
アローアジアはアジア全域13ヶ国に70の流通チャネルを保有しており、18,000を越えるメーカーおよび、顧客に半導体、受動素子、電子器具の部品および、コネクターなどの電子部品を供給しているグローバル屈指の流通社である。
KECのパク・ナムギュ代表は“グローバル トップの流通会社であるアローアジアとの今回の契約により、中国をはじめとするアジア市場の占有率の早い成長を期待しており、アローアジアはAutomotive (電装、Industrial (産業)、Consumer (家電)市場のしっかりした顧客基盤を確保しており、KECは該当市場に適合した競争力のある製品ポートフォリオを保有しており、シナジー効果が大きいだろう.”と言って、期待感を表わした。
アローコリアのソ・ヤンベ支社長は“KECはアローがグローバル契約を締結した初めての韓国系半導体メーカーとして意味が大きい。 KECはパワー半導体の設計能力と生産力を兼ね備えており、競争力のある製品ポートフォリオと品質を備えている。
アローの幅広い顧客カバレッジをベースに、今後緊密に協力していき、それにより両社間のビジネスが一段階成長することを期待する。”と明らかにした。
本契約を基に、KECはVision2025達成のための海外市場の優れた技術営業力と巨大販売網を確保することになり、アローアジア側は中国、日本、台湾、シンガポール、インドなどAPAC全域にKEC製品のプロモーションと販売を始める予定である。